顧問先を担当してきた方が次の会計事務所を選ぶときは、担当社数や年収に加えて、「どの工程を誰と進めるか」「迷ったときに誰に確認するか」「最初に何を任され、どう広がるか」を面接で確かめることをおすすめします。求人票の言葉が似ていても、仕事の中身は事務所によって異なることがあります。
転職で変えたいことを、先に言葉にする
面接の前に、今の職場で変えたいことを一つか二つに絞っておくと、質問がぶれません。
- 担当社数が多く、顧問先と話す時間が取れない
- 判断に迷う論点を相談できる相手がいない
- 出社や連絡の決まりが、仕事の進め方に合わない
- 担える仕事が増えても、役割や給与に反映されない
「よい事務所かどうか」を一般論で比べるより、自分が変えたい点に答えがあるかを確かめるほうが、入社後のずれを減らせます。
面接で確認したい質問
| 質問 | 何が分かるか | 当事務所の場合 |
|---|---|---|
| 顧問先担当は、月次のどこからどこまでを担いますか | 処理と顧客対応の分担 | 仕訳担当と顧問先担当が連携します。担当者は資料のご依頼と期限の管理、数字の確認、面談、確認後の回答までを担います |
| 判断に迷う論点は、誰にどう確認しますか | 一人で抱える場面の多さ | 判断が必要な論点は事務所内で確認してから回答します。迷う論点は代表に直接相談できます |
| 入社後、最初に任される仕事は何ですか | 経験の活かされ方 | 金融・保険出身の方や面談が初めての方は、代表の面談への同席から始めます。それ以外の方は、会計実務・面談の経験と担当してきた業務を伺い、始める段階を決めます |
| 任される範囲は、何を基準に広がりますか | 成長の進め方 | 在籍期間ではなく、実際の面談メモや回答を一緒に確かめながら広げます |
| 担当社数に目標はありますか | 仕事量の決まり方 | 担当社数に一律のノルマはありません |
| 出社日数と、連絡への返信の決まりは | 日々の働き方 | 通常は週2日出社・週3日リモートで、入社直後の2週間は週4日出社、その後は2週間ごとに見直します。チャットは原則朝・昼・夕に確認し、即レスは評価しません |
| 給与は何をもとに決まりますか | 役割と待遇の関係 | 担える役割と経験をもとに、選考の内容を踏まえて決めます。前職の給与は参考として伺います |
担当社数の答えからは、記帳まで担うのか、面談中心なのかが見えません。担当範囲と確認先をあわせて聞くのがポイントです。
答えを聞いたら、自分の経験と照らす
質問の答えは、自分の経験と希望に当てはめて初めて判断材料になります。たとえば「最初は同席から」という答えなら、面談の経験がある方は「自分の場合はどこから始まるか」まで聞くと、入社後の姿が具体的になります。
給与の答えも同じです。金額の幅に加えて、その幅の中でどの役割を担うと待遇が変わるのかを確かめてください。
自分の経験と希望が合うかを確かめる
当事務所は、税務会計スタッフ(顧問先担当)を正社員として通年で募集しています。会計事務所で法人の決算・申告をご自身で担当した経験のほか、数字を使って相談や提案をしてきた経験、会計処理を中心に働きたいという希望も応募の対象です。
経験を活かせる仕事と入社後の流れ、給与と働き方、応募の方法は採用ページにまとめています。面接で聞きたいことの多くは、応募前に確かめられます。




