会計BPOや経理代行で、複数の顧客の月次を締め、期限を守り、顧客とやりとりしてきた経験は、会計事務所の顧問先担当でも活かせます。すでに顧客の相談に乗ってきた方も、数字の意味を経営者と話す仕事へこれから広げたい方も、それぞれの経験から始められます。
月次と顧客対応の経験を、どう活かすか
複数の顧客を並行して担当し、資料の不足に気づいて依頼し、締めの期限を守る。この経験は、顧問先担当の毎月の仕事と重なります。処理のレビューや業務の管理を担ってきた方は、数字の誤りや判断の違いに気づく力も活きます。
BPOでの役割は、会社や契約によってさまざまです。顧客に数字を説明し、提案や対応まで担ってきた方もいれば、処理と納品を中心に担ってきた方もいます。どちらの経験も、当事務所の仕事につながります。
処理の確認と、経営数字の相談の接点
当事務所(NOMERA会計事務所)では、仕訳担当と顧問先担当が連携して、数字の確認と相談対応を進めています。顧問先担当が担うのは、資料のご依頼と期限の管理、月次の数字の確認、経営者との面談、事務所内で確認したうえでの回答です。
たとえば、月次の数字に前月と違う動きが見つかったとき、処理の担当としては「処理が正しいか」を確かめます。顧問先担当としては、そのうえで「事業で何が起きたのか」を経営者に聞き取り、次に考えることを整理します。BPOで培った確認の目は、面談の準備でも活きます。
面談を担うために学ぶことと、支援
新しく学ぶのは、経営者からの聞き取り、数字の背景の整理、持ち帰った論点を事務所内で確認して回答する手順、決算・申告に必要な事実と期限です。処理の実務は一律に初歩からやり直すのではなく、これまでの経験を伺って、そこから広げていきます。
顧客との面談が初めての方は、代表の面談への同席から始めます。面談の前には顧問先の概要と目的を共有し、終わった後は同じ面談メモで認識をすり合わせます。それ以外の方は、会計実務・面談の経験と担当してきた範囲を伺って、始める段階を決めます。
応募の経路と条件
数字を使った相談・提案の経験で応募する場合、会計事務所での勤務経験は問いません。BPOで顧客の状況を聞き、数字をもとに説明・提案し、その後の対応までつなげてきた経験を伺います。
法人の決算・申告を担当してきた方は、所属先と実際に担った範囲もあわせて伺い、始める段階を決める参考にします。会計事務所・税理士事務所で法人の決算・申告をご自身で担当してきた方は、会計実務の経験で応募できます。仕訳・決算・申告のすべてを一人でできることは、応募の条件にしていません。
面談の担当へ移ることは、全員に求めていません。会計処理を中心に働きたい方は、その希望でも応募できます。担当する業務は、経験と希望、事務所の体制をふまえてご相談します。
給与は月給30万〜50万円で、担える役割と経験をもとに決めます。月給には固定残業手当20時間分を含み、20時間を超えた分は全額を別途支給します。顧客との面談に加え、新規相談への提案・レビュー・育成などを担える方は、年収700〜800万円も含めて、経験と役割に応じて個別に検討します。
勤務は週2日出社・週3日リモートが基本で、入社直後の2週間は週4日出社、その後は2週間ごとに見直します。
最初のご連絡では、これまでの経験の概要(おおまかで構いません)、希望する業務、転職の希望時期(未定でも構いません)をお知らせください。この段階で書類の準備は要りません。選考の前に仕事内容や働き方の話を聞きたい方は、その希望もあわせてお書きください。




